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title: Agent とバージョン
description: Agent を作成し、バージョンを公開します。
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**Agent** は Workspace で動かすものです。Agent 自体は設定を持たず、名前と、公開した順に並ぶ **バージョン** だけを持ちます。Session が使うモデル、モデルへの指示、接続してよい Tool は、バージョンごとに指定します。

Session は、開始した時点で最新だったバージョンのまま最後まで動きます。新しいバージョンを公開しても影響するのはその後に開始した Session だけなので、会話の途中の人がいても安心して公開できます。

## Agent を作成する

**Agent** › **Agent を作成** で入力するのは名前だけです。この名前で、Workspace を使う人やコードが Agent を見分けます。

![新しい Agent ダイアログ](/blume-assets/content/docs/_images/ja/agent-new.webp)

作成したばかりの Agent にはバージョンがなく、最初のバージョンを公開するまでは Session を開始できません。**最初のバージョンを公開** を選ぶと、バージョンの編集画面が開きます。

## バージョンの編集画面

編集画面は上から下まで 1 つのフォームで、公開するときにまとめて確認されます。直す必要のある項目には印が付き、すべての項目が正しくなるまでは何も公開されません。

### Model Provider とモデル

![Model Provider とモデル](/blume-assets/content/docs/_images/ja/agent-editor-model.webp)

| 項目 | 設定する内容 |
| --- | --- |
| **Model Provider** | モデルを動かす場所です。Platform が提供するものか、Workspace で接続したものを選びます。詳しくは [Model Provider](/ja/console/model-providers) を参照してください。 |
| **モデル** | Platform の Model Provider では、価格が設定されたモデルから選びます。自分の Model Provider では、その API が受け付けるモデル ID を指定します。 |
| **出力の上限** | モデルが 1 ステップで書けるトークン数の上限です。 |
| **Context window** | モデルが一度に読めるトークン数です。 |
| **画像を読む** | Function の結果に含まれる画像などを、モデルに見せるかどうかです。 |
| **Thinking**、**Thinking budget**、**Effort** | Anthropic のモデルで、回答の前に考えるかどうかと、どれだけ考えるかを設定します。 |
| **Reasoning effort** | OpenAI Responses のモデルで、どれだけ深く推論するかを設定します。 |

### 指示

![指示](/blume-assets/content/docs/_images/ja/agent-editor-instructions.webp)

**System prompt** は、毎回の会話の前にモデルに与える指示です。空のままにすると、何も指示しません。

### Tool

**Tool** では、Agent が接続してよいものを指定します。どの Tool も **Policy** に従って動きます。

| Policy | Agent が Tool を呼び出したとき |
| --- | --- |
| **許可** | そのまま実行されます。 |
| **承認を求める** | コンソールかアプリで人が許可または拒否するまで待ちます。詳しくは [承認とフォーム](/ja/build/approvals-and-forms) を参照してください。 |
| **拒否** | 実行されずに拒否されます。 |

各 Grant には **既定の Policy** があり、その Grant が提供するすべての Tool に適用されます。提供元が後から追加した Tool も対象です。特定の Tool だけ扱いを変えたいときは、**Tool rule** で Tool の正確な名前を指定し、既定の Policy を上書きします。

#### MCP サーバー

![MCP サーバーの Grant: 名前は orders、その URL、既定の Policy は承認を求める](/blume-assets/content/docs/_images/ja/agent-editor-mcp.webp)

MCP サーバーには、モデルに見せる名前と、接続先の URL を指定します。バージョン自体は Credential を持ちません。Session は、その Session の [Vault](/ja/console/vaults) がその URL に対して保管している Credential を使ってサーバーにサインインします。

#### Skill

![Skill の Grant: Skill「refund-policy」の最新バージョンに追従](/blume-assets/content/docs/_images/ja/agent-editor-skill.webp)

[Skill](/ja/console/skills) は、Agent が必要なときに読む指示とファイルです。**最新** を選ぶと、Session の開始時点で最も新しいバージョンを読みます。**固定** を選ぶと、ずっと同じ 1 つのバージョンを使います。

#### Sandbox

[Sandbox](/ja/sandboxes) は、Session ごとに用意される専用の Linux マシンと、そこでコマンドを実行する Tool です。**Release** は起動する Platform image の系列で、これによってツールチェーンが固定されます。**ネットワーク** では、インターネットに接続するかどうかを選びます。Sandbox を付与するのは、コードベースのビルドやネイティブの CLI など、Linux が必要なプログラムを動かすときだけにしてください。それ以外の作業には [Function](/ja/functions) を与えます。Function のほうが安全で安価なうえ、Credential をモデルの手の届かないところに置けます。両者の違いは [Sandbox](/ja/sandboxes#まず-function-を検討する) のページで比較しています。

#### Function package

![Function package の Grant: Workspace の Function package「anydoc」をバージョン 1 に固定し、タイムアウト、ネットワーク、Credential を設定](/blume-assets/content/docs/_images/ja/agent-editor-functions.webp)

[Subako Functions](/ja/functions) は、Agent が Tool として呼び出す WebAssembly の Function package です。Platform が提供するものと、この Workspace でアップロードしたものがあります。Grant では、1 回の呼び出しで実行できる時間、接続できる Host、Session の Vault から Credential を受け取る Origin も設定します。各項目は [Function の許可](/ja/functions/granting) で説明しています。

#### Session の命名と人への質問

**Session の命名** では、Agent が自分の Session に名前を付けてよいかどうかを、付けない、名前がない間だけ、人が名前を変えるまで、の 3 つから選びます。どの場合も、人が付けた名前を上書きすることはありません。

**人への質問** を有効にすると、Agent は判断が必要なときに人へフォームを提示できます。使えるのは、選択肢からの選択、自由入力、はい・いいえの質問と、アプリ側で描画する **Custom widget** です。詳しくは [承認とフォーム](/ja/build/approvals-and-forms) を参照してください。

### Session Volume

![Session Volume: Function に Data (/volume/data) を用意する、がオン](/blume-assets/content/docs/_images/ja/agent-editor-volume.webp)

Function は Session の **Session Volume** でファイルを読み書きします。**Temporary** (`/volume/tmp`) は常に用意され、Session の最後の操作から 24 時間で消去されます。**Function に Data (/volume/data) を用意する** をオンにすると、Session を削除するまでファイルが残る 2 つ目の領域が加わります。

## 公開した後

**バージョン N を公開** を選ぶと Agent のページに戻り、公開したとおりの内容でバージョンが表示されます。

![Agent のページ: バージョン 1 のモデル、指示、Tool](/blume-assets/content/docs/_images/ja/agent-page.webp)

- **バージョン** では、以前のバージョンを選んで内容を確認できます。バージョンは削除されずに残ります。
- **新しいバージョンを公開** を選ぶと、表示中のバージョンの内容が入った状態で編集画面が開きます。今ある内容に手を加える形で変更できます。
- **この Agent の Session を見る** では、この Agent で動いた Session の一覧を表示します。
- **CORS** は、ブラウザーからこの Agent の Session を呼び出せる Origin の一覧です。サーバー側のクライアントは `Origin` を送らないので、設定は不要です。[Session token](/ja/build/sessions-api#session-token) を使ってブラウザーから Session と直接やり取りするページは、その Origin をここに追加する必要があります。
- **Agent の操作** では、Agent の ID のコピー、名前の変更、削除ができます。削除すると、すべてのバージョンと、それらで動いたすべての Session も削除されます。記録済みの使用量は残ります。

同じバージョンはファイルからも公開できます。編集画面のフォームは、[`subako agent publish`](/ja/build/cli#agent) と API が受け付ける Agent config ドキュメントそのものです。各項目は [Agent config リファレンス](/ja/reference/agent-config) で説明しています。
